本書籍はいち個人にとって自営業を営む方にとって超実践的なお金のノウハウ本です。特に自分が参考になったものを抜粋して5点紹介しますのでご参照ください。一読で即実践可能な項目もありますよ!
1.メインバンクは信用金庫にせよ
- 銀行は安い金利でお金を調達出来る手段として最大限活用すべき。
- メガバンクは数千万預金しても上客として扱ってもらえない。
- 信用金庫等地元密着の銀行は500万でも上客
- 1000万なら担当者が付くレベルもありうる(担当を通じて有益な情報も得られる可能性も増える)
- 信用力は長期に渡る預金で積む事が出来る(将来お金を借りる所に貯蓄をする)
2.クレジットカードは上限2枚
保有枚数が増えると信用力が分散するので主に使用する1枚と万が一に備える2枚とするなど最小限に。
3.口座は総合口座を活用せよ
- 預金口座;日々の出し入れ、支払引き落とし用
- 貯蓄口座;臨時費用の積み立て用
- 定期口座;余剰資金の積み立て用
(個人的には定期口座の代わりにTHEO(AI資産運用)とかNISA、確定拠出年金とかにしたいとこですが)
4.支出を収入から一定の比率で管理せよ
- 収入の15〜20%をまず貯蓄及び定期に
- 住宅;25〜30%
- 光熱通信費;7〜10%
- 保険;5〜7%
- 食費;10〜15%
- 交際費;5〜7%
- 雑費;3〜5%
(こういうのを学校で教えて欲しかった。。。)
5.生命保険など必要な保証金額を知るための計算式
残される家族に必要な資金–遺族年金や団体信用生命保険–預金=必要な保証額
本書籍は2014年に出版されている本ですが電子書籍もあります。(紙書籍だとamazonで中古1円から買えます)超実践的で平易な表現が多いので「へーそうだったんだー」と楽しみながらすぐに読了してしまいます。全24項目でお金が貯まる金融機関の使い方、生活習慣、住宅の選び方まであり、手元に置いて辞書のように使いたい本です。
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