2章後編ではこれまで人類が歩んできた社会の推移と共に、今後の経済の方向性について言及。持続可能な社会は成長か?現状維持か?知的好奇心が止まらない!
- 1.日本の成長分野のこれまでの推移
- 2.ポスト工業化・情報化社会の次の第五次成長分野は全てローカル主体
- 3.これまでの消費の変遷
- 4.これからの資本主義経済を牽引するのはクリエイティブ産業
- 5.情報化社会の前期と後期の対比
- 6.科学技術の革新のステップ
- 7.ポスト情報化社会の経済規模はどうなるか?
- 8.不安定な個人を支えるコミュニティと自然
1.日本の成長分野のこれまでの推移
- 一次成長分野: 鉄道
- 二次成長分野: 上水道
- 三次成長分野: 道路
- 四次成長分野: 情報化・金融
2.ポスト工業化・情報化社会の次の第五次成長分野は全てローカル主体
- 福祉・医療
- 対人サービス
- 自然エネルギーを含む環境関連分野
- 文化
- まちづくりやデザイン
- 農業
3.これまでの消費の変遷
- 物質消費
- エネルギー消費
- 情報消費
4.これからの資本主義経済を牽引するのはクリエイティブ産業
- お金に換算できない価値が労働における動機付けになる
- 場所やコミュニティが重要な意味をもつ
- 時間の消費(Quority Of Life)がテーマ
5.情報化社会の前期と後期の対比
- 集権化 ⇄ 分散化
- 巨大化 ⇄ 小規模化
- 手段的合理性 ⇄ 現在充足性
- グローバル化 ⇄ ローカル化
- GAFA ⇄ ブロックチェーン・分散型エネルギーシステム
- 情報 ⇄ 生命/環境/時間
6.科学技術の革新のステップ
- ①原理の発見と確立
- ②技術的応用
- ③社会的普及
7.ポスト情報化社会の経済規模はどうなるか?
引用元:【Kickoff Talk】広井良典「拡大・成長から持続可能性へ。人口減少時代だからこそ、ローカルにチャンスがある!」 – Local.Biz
8.不安定な個人を支えるコミュニティと自然
- 現代社会では精神的な支えや幸福度を与える繋がりが不足している
- 自然との繋がりは物質的な自然のみならず生体リズムに同調することも含む
引用元:人口減少社会を希望に(広井良典教授 基調講演)
https://www.machinami.or.jp/pdf/machinami/machinami073_9.pdf
続く。
リンク