個人事業主が自由に仕事をしようとしたときにネックになることは、組織ではない個人である故の、信用や資本力の不足、リスクヘッジの弱さなどが挙げられると思います。そういった背景から、仕事を個人事業一本にしてしまうと、仕事を獲得するために無理な要求や低コストでの仕事を請け負うということが発生してしまうリスクもあると思います。でも『いつかは個人事業だけで飯を食いたい!でも、やりたくない仕事はしたくない』これを貫くための条件ってなんでしょうか?
それは資金力ではないでしょうか?という事で今回は個人の資金をいかに増やすか?というテーマで【投資で資金を増やす方法】について投資初心者向けに記事を書いてみました。私は投資のリテラシーゼロから始めてかなり痛い目にあったことがありますので、本記事では『この情報に最初に触れておきたかった』という情報をまとめてみました。これから投資を開始する人の参考になれば幸いです。
目次
1.参考にしている情報源
-1).旬な情報を仕入れるための有力トレーダーのSNSフォロー
素人が玄人には敵わないのはどの世界でも一緒ですのでまずは、玄人を見つけましょう。では、どこに玄人がいるのか?私自身十分に玄人の方を見つけている訳ではありませんが、継続して結果を出していて、予見と分析の発信をしてくれる人を玄人として判断しています。以下私が参考にさせていただいている方々です。
- <米国株の情報なら>
フロリダのバケーション・レンタル市場が鬼復活していてワロタ。 pic.twitter.com/RlgEXj9fXf
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年5月24日
- <FX、仮想通貨関連の情報なら>
【NYダウ】
— KAZMAX(吉澤和真) (@Kazmax_83) 2020年5月5日
順調!
もう一声!いやもう二声かな^^
狙いは24100-24400 https://t.co/zPD7wg2lyi pic.twitter.com/LHTl8ZC1BA
- <株式投資のデイリーな情報を仕入れるなら>
【JumpingPoint!!の株Tube#106】2020年6月1日~の注目銘柄TOP6+9〜後編〜
-2).流れと全体感を掴むためのiphoneの株価アプリのデイリーチェック
長期保有の方であっても市場の変化が激しい昨今においては日次の定点観測は非常に重要だと思います。どれだけ時間がなくてもこれ↓なら毎日1分のチェックはできるはず。
自分はかれこれ2年、朝起きたら30秒〜1分くらいでコレをチェックして、その後にニュースのラジオを聞きながら朝の支度をするのがルーティンです。
- 参考
以下のアプリは売買意思決定してから執行のタイミングを判断するのに使っています。分析ツールやトレンドラインをチャート上にプロットできるTradingViewというアプリです。簡易なテクニカル分析して売買するなら最高に使いやすいです。
-3).検証としてのIR情報参照や企業サービス理解
タイムリーに情報は入手できても、もう少し踏み切るだけの情報は欲しいものです。デイトレードであれば使わない情報ですが、中長期の投資ならIR情報の理解や、その企業のサービスを利用して深く知ってからの保有はその株を保有し続けられる気持ちの支え・根拠になります。PL,BSくらいは最低目を通したいところです。中期経営計画は内容的にも視覚的にも美しく作ってあるので購入検討にあたっては自己正当化バイアスを強める要素でしか機能しませんw
2.私が利用している投資とおよその収益率
-1).自社株 +15%
自分が務めている会社は自社株を買えば購入金額の10%をプラス購入してくれるという信じられないくらい有難い特典があり、収入の10%は自社株に突っ込んでいます。ただ、結構ここ一年価格変動が大きかったんで、所々で売却してますね(遠い目)。経営のみなさま忠誠誓わなくてごめんなさい。ありがとうございます。
-2).確定拠出年金 ▲1%
開始時のポートフォリオは米国株、新興国株を中心にしてハイリスクハイリターンに寄せていたんですが、コロナで一気に潮目が変わって一時期▲8%まで凹んだので、ポートフォリを組み直して海外・国内不動産投信へ全振りしました。なんとか若干持ち直しましたが、元のポートフォリオに戻すのはもう少し様子見かなと思っています。
-3).通常株式売買 +3%
直近でとある富裕層向けの不動産売買を主要事業にしている企業にそこそこ突っ込みました。ここ3ヶ月で株価がコロナの影響で3割くらいになっているものの、18年と19年決算で売上・経常利益は共に約4倍。直近で長期借入していて、おそらくこの安い時期に不動産買い入れて勝負するんだろうなという状況も見えましたし、コロナ不況でも稼ぐのが富裕層。今期の進捗がよければ年内1.5倍くらいになるんじゃないかな?と期待しています。
-4).AI資産運用 〜THEO〜 ▲4%
コロナ前は+6%の運用で回ってたんですが、AI投資を過信しました。3月上旬にインデックスの如く急降下をキメこみ▲20%。慌ててTHEOのおまかせポートフォリオからインフレヘッジに全振りしましたが、まだマイナスです。インフレヘッジのポートフォリオ構成が<米国REIT24%、エネルギー関連株式20%、1〜5年物価連動国債20%、コモディティ先物13%、金3%>なんで、恐らくまだ底の方だと思ってます。
<私のトータルリターン>
-5).仮想通貨取引 +10%
掛け金が小さいので収益の実額としては大したことないんですが、ビットコインはほぼテクニカルで動くのと、変動が激しいので取りやすいです。24時間いつでも取引できるのもサラリーマン的には有難いんですが、まだ税務上の扱いがひどくってそこまで手を出しにくいんですよね。ビットコインの思想とか仕組みの秀逸さは本当に凄いと思うんですけどね。
3.マーケットを視覚的に掴む 〜株価ヒートマップ〜
引用:Stock Market Map(2020/5/25時点 範囲:Full 期間:直近3ヶ月)
引用:Stock Market Map(2020/5/31時点 範囲:Full 期間:直近3ヶ月)
こちらは世界の上場株式企業の株価の騰落率がわかるサイトですが、見事に、コロナ相場。オンラインサービス、バイオ、メディカル、生活必需品、金が3ヶ月で急成長です。また、ここ一週間でダウ、日経共に急成長、経済再開への期待からか、プラスに転じているカテゴリが増えています。
以上、私のゆるい資産運用スタイルを共有させて頂きました。資産運用も仕事もそうですが、その道のプロを真似たり、思考を理解しようとする事は自分の成長にも繋がりますし、成功に近づく速度を高めてくれるので非常に重要だなぁと振り返りながら思います。